BLOOD+をやっと見てたら凄まじい展開になっていた。ルルゥが小夜ちゃん達に懐いてんのは知ってたけど……。
街灯の灯りが灯る夜の街で……。
モーゼス「君のような人間が……キルベドにもいたなら、僕達の行き方は変わっていたのかもしれない。次に生まれてくる事があるのなら、僕は……君の傍に生まれて来たい」
カイ「何言ってんだよ!? お前まだ生きてるだろ。次に生まれて来たらなんて言うなよ。現に、俺とお前は今ここにいるだろ? こうして逢ってんだろ? これからだって遅くはないさ」
モーゼス「僕達は……限りある者。ソーンの出現を止められなければ、自らを蝕む死を……恐れなければならない。だからこそ、命ある間に……やらなければならないんだ!」
カイ×モーゼス!? モーゼスなんでカイに告白してんの? つかこれなんのBLアニメですか!!?カイは受け臭いところもあるけど、成長して大人っぽくなった今自分以上の受けキャラには攻めにも転じられるよ♪
しかもルルゥはともかく、カイの所に行っていたモーゼスにカルマン大嫉妬!?
カルマン×モーゼス!?ソーンの出現したカルマンは自分の死と向き合う恐怖と、自分がいなくなった後モーゼスをカイに取られる恐怖でいっぱいなんですね~。めっさBLだ……BLすぎる。
限りある命の中に生きているのは人間も同じなのに、アンシェルに作られた失敗作のシフ達の命は短いだけでなく日のない所でしか生きられない切なさがなんとも言えないですね……BL的視点でも。
シフ同士にしても人間とシフにしても、モーゼスはかなり受けだな。カルモー前提カイモー……良いな★
夜明け前、廃墟ビルの屋上。
カルマン「なぁモーゼス。死ぬって怖いよな? でもどうして怖いのか……分からなかったんだ」
モーゼス「もうすぐ……太陽が昇る。戻ろう」
カルマン「何も出来ずに死んでいく事が怖かったのかもしれない。でも本当はそうじゃないんだ。イレーヌが言ってたように、誰の思い出にもなる事なく死んでいく事が……怖かったんだ。だけど、気付いたんだよ。自分の中に、仲間がみんな生きている事を……みんな俺の思い出の中に生きていたんだ。俺にはお前達しかいない」
モーゼス「…………ッ」
カルマン「モーゼス、俺の事……覚えていてくれよな?
お前に逢えて良かった」
日の昇る瞬間、照らされつつあるカルマンの穏やかなで痛々しい微笑と赤々と首筋に刻まれたソーン。モーゼス、カルマンの腕を引っ張り自分のマントの影に隠し日が当たらぬようしゃがみこむ。
モーゼス「バカ!? 君は僕が助ける。僕と生きるんだ!! 思い出なんかにさせてたまるかぁ!!!」
悲痛な叫びが目覚めゆく街、光り差し込むヒトの暮らす街に虚しく響く。
て……
お前らどんだけBLなんだ!?私的に怒りんぼメガネだとインプットされてるぐらい、元々激昂しやすいカルマンがあんな穏やかにモーゼスに微笑むなんてBLの極みにも程がある。オフィシャルでこんだけBLやってくれるってどゆ事? やってくれるぜ……あのメガネ。いや、いい時代になったもんですなぁ。
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