立て続けに見てきちゃいました。
まずゲド戦記ですが、主人公アレンはテナーさんよりお姫様扱いされてました。だってあからさまに攫われた時の二人の待遇の違いったら……。こりゃハイタカ×アレン決定じゃんって素で思いましたよ。
相変わらず倉澤は原作を読んでないのですが、言いたい事、伝えたい事は分かります。一応大人ですからね……それなりの読解力はありますよ、一応ね。
でもね、これジブリ作品だと思って見に行った子供達はつまんないだろうなと思いますよ。
生は死と向き合う事、死は生と向き合う事。どちらを否定しても人生は成り立たず、己と向き合いあるがままの自分を受け入れる事は、向上する心を停める事ではなく、向上する心を持つ事は欲望を満たす事でもない。人と人、人と世界、限りある生命と生命が共存する上でのそれぞれの関り方・あり方を問う作品だったんだと思うのです。……が、子供達には難しすぎますって(汗)
しかも「だから一体何なんだ?」って終わり方してくれちゃって……正直倉澤もこれはちょっと……
ハズレだなって思いました。一方ブレイブストーリーはさすがは世界のワーナーとGONZOのタッグだと、その実力を見せ付けられましたね。
(※ここからは激しくネタバレにて要注意)ただ一つの願いだけを携え、主人公ワタルはミツルの後を追うように異世界ビジョンへの扉を開く。そこにはビジョンの存在と運命の変換を教えてくれた転校生のミツルが、一足先に自らの願いを叶えるべく旅をしていた。
ちょっとした関わりを持ちながらも、あまり口を利いた事もないまま互いを理解する事もなくビジョンで再開する二人。完全無比で有能なミツルは願い事を叶える為に手段を選ばず、ワタルは天性の優しさと人柄でビジョンの人々との輪を築き、その願い・想いを垣間見る。似通った願いを根底に抱きながら全くタイプの違う二人が、希望を求めるが故にぶつかり競い合う。
ミツルの死とビジョンの滅びの上に手にした希望の断片。だが、運命の女神を前にしたワタルが口にした言葉は、「みんなに未来を」……という迷いなき願いだった。
って感じなダイジェスト解釈ですが、この作品……ワタルの心の変化と成長に本っ気で清々しささえ感じますよ。自らの手で運命すら解決しなきゃいけないと言い切ったワタルは、11歳とは思えない程ステキな男の子でした。ミツルとの友情の変化もかなり見所でしたね~。伝えたいテーマもしっかり盛り込まれ、現実・ビジョン両世界でのキャラの魅力も全開に良い味出してました。
…………と、真面目な感想はここまでにしておいて、もうワタルとミツルのラヴっぷりがマジ
ステキ・す・ぎ・る・ん・で・す~~~!!!マジ可愛いマジ可愛い
マジ可愛い!!ホンっトにミツル×ワタルですね……。それまでは三谷・芦川と苗字で呼び合う仲なのに、ミツルが瀕死状態の時初めて名前で呼び合った瞬間、二人の距離が縮まりすぎて一気に
愛を確かめ合ったとしか思えませんでしたよ~♪ビジョンで死んだミツルが、ワタルの帰った現実世界でいない者として扱われてたのはショックでしたが、新たな転校生として来たミツルにワタルが半泣きで抱き付きに行った最後なんか
もう、ゲロ萌えですから!!マジで。やった~生きてた~♪うっかり彼らの今後、恋を自覚する小学生編、自覚しながらも素直になれずすれ違いながら相手を繋ぎ止めようとする中学生編、世間にバレないように付き合いだす高校生編、環境の変化とそれぞれの進路の違いに悩む大学生編、自分のあり方と相手にとっての自分の存在意義に悩み愛を深める社会人編と、爽やかな一陣の風の如く走馬灯のように妄想が駆け抜けていきましたよ。気付けば回りの観客は皆お帰りになり、倉澤は取り残されあわあわと館内を去りました(汗)はい、妄想に耽りすぎですネ……。
か……彼らの今後が欲しい!!
ああ!た……堪らん!!!!!!PR